こんにちは。どっちなんだい、運営者の「どっちなんだ郎」です。
下呂温泉への旅行を計画する際、2024年11月に大規模なリニューアルを終えたばかりの旧・湯快リゾート、現在の「大江戸温泉物語」が気になっている方も多いのではないでしょうか。
特に、湯快リゾート下呂の本館と別館はどっちが良いのか、新しくなった食事のバイキングメニューや部屋の広さ、冬の味覚であるカニなどの季節料理に違いはあるのか、非常に悩みますよね。
また、自慢の露天風呂からの景色や宿泊料金の違い、便利な無料バスの有無、さらには駐車場の利便性や実際に泊まった方のリアルな口コミも気になるところです。
愛犬家の方にとっては、ペットと一緒に泊まれるのかどうかも宿選びの重要なポイントですよね。
今回は、そんな皆様の疑問を解消するため、両館の違いを徹底的に調査してまとめました。
- 本館と別館のコンセプトやリニューアルによるサービスの違い
- 食事メニューのグレードや飲み放題ラウンジの有無による満足度の差
- 露天風呂付き客室の有無やペット同伴など部屋タイプの詳細
- 目的や予算に合わせてどちらの施設を選ぶべきかの最終結論
湯快リゾート下呂の本館と別館どっちが良いか徹底比較

かつての「湯快リゾート」から、全国的に有名な「大江戸温泉物語」ブランドへと生まれ変わった下呂温泉の2つの施設。
「どっちが良いの?」と迷ってしまう一番の理由は、今回のリニューアルによってそれぞれの立ち位置やターゲット層が劇的に変化したからなんですよね。
ここでは、予約前に必ず押さえておきたい基本的なスペックの違いや、旅の満足度を左右する食事、部屋、料金といった気になるポイントを一つずつ詳細に比較していきます。
大江戸温泉リニューアル後の違い
まず一番最初に知っておいていただきたいのが、2024年11月のリニューアルオープンに伴い、ブランド区分が明確に分かれたということです。
これまではどちらも似たような価格帯とサービスの「湯快リゾート」でしたが、現在は以下のように明確に位置づけられています。
2つの施設の新しい名前とランク設定
- 本館:大江戸温泉物語Premium 下呂本館「Premium(プレミアム)」シリーズに昇格。ワンランク上の高級感、アルコール飲み放題を含むオールインクルーシブ、そして高台からの絶景が最大の売りです。
- 別館:大江戸温泉物語 下呂別館「Standard(スタンダード)」シリーズ(ブランド名を冠さない通常ライン)。カジュアルな雰囲気、静かな隠れ家的な立地、そして手頃なコストパフォーマンスが売りです。
つまり、以前のように「どっちも同じような宿だろう」と思って比較すると、現地に行ってから「思っていたのと違う!」と後悔してしまうかも知れません。
本館は「ちょっと贅沢な非日常体験」を楽しむ場所、別館は「温泉街の情緒や自分たちだけの時間」をお得に楽しむ場所、という風にキャラクターがはっきり分かれたんですね。
このブランド再編については、運営会社の公式発表でも、顧客ニーズに合わせた多様な滞在スタイルの提供が謳われています。(出典:大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツ株式会社『ブランドラインナップ』)
バイキングや食事メニューの比較

旅の楽しみといえば、やっぱり食事ですよね。
ここが「本館」と「別館」で最もコストと満足度の差が出るポイントかなと思います。
本館:五感で楽しむプレミアムビュッフェ
本館の食事は「プレミアムビュッフェ」です。
最大の特徴は、シェフが目の前で調理してくれるライブキッチンの充実度です。
サーロインステーキの鉄板焼きや、揚げたてサクサクの天ぷらが食べ放題なんですよ。
さらに、デザートコーナーにはハーゲンダッツのアイスクリームが用意されていることもあり、まさに「食のエンターテインメント」と呼ぶにふさわしい内容です。
別館:親しみやすい創作バイキング
一方、別館は「創作バイキング」です。
こちらはスタンダードな内容ですが、決して質が低いわけではありません。
季節の食材を使った料理や、地元の郷土料理(岐阜名物の鶏ちゃん焼きなど)もしっかり並びますし、口コミでも「ご飯が温かくて美味しかった」「種類も十分」という声は多いです。
ただ、「ステーキなどの高級食材をガンガン食べたい!」という目的の場合は、本館の方が圧倒的に満足度は高いかもしれません。
別館をお得に楽しむ裏技
別館では、浮いた宿泊費を利用して「飛騨牛ステーキ」や「豪華海鮮盛り」などの別注料理を頼んだり、カニ食べ放題などの季節限定グルメフェアを狙って予約するのも賢い方法ですよ。ベースが安い分、オプションで豪華にする楽しみ方があります。
露天風呂付き客室や部屋の広さ
お部屋での滞在時間や過ごし方を重視するなら、実は別館に注目してほしいんです。
本館は高台からの景色が素晴らしいのですが、客室自体はスタンダードな和室が中心です。
もちろんリニューアルで内装はモダンで綺麗になっていますが、基本的には「大浴場やラウンジに行って楽しむ」というスタイルですね。
それに対して別館には、なんと「露天風呂付き客室」が存在します!
全85室のうち5室限定という希少な部屋ですが、大浴場に行かずに自分たちのペースで、好きな時に好きなだけ温泉を楽しめるのは大きな魅力ですよね。
カップルやご夫婦、あるいは手術痕などがあり大浴場で裸になるのが苦手な方にとっては、本館よりも別館の方が圧倒的にリラックスできる空間になるはずです。
また、別館にはベッドのある洋室や和洋室も多く設定されているので、お布団での就寝が苦手なベッド派の方にも向いているかも知れません。
宿泊料金やバス送迎とアクセス

旅行の予算を左右する価格と、現地での移動手段についても詳しく比較しておきましょう。
| 項目 | 本館(Premium) | 別館(Standard) |
|---|---|---|
| 価格帯(目安) | 15,000円〜25,000円 | 10,000円〜18,000円 |
| アクセス | 高台(急な坂道あり) | 森の中(駅から距離あり) |
| 送迎バス | あり(下呂駅⇔宿) | あり(下呂駅⇔宿) |
| 直行バス | 名古屋・関西等から運行 | 名古屋・関西等から運行 |
価格はやはりサービスが充実している本館の方が高めです。
ただ、後述するラウンジでのアルコール飲み放題料金が含まれていると考えると、お酒好きの方には実質的にお得になる(追加料金が発生しない)ケースもあります。
アクセスに関しては、どちらも下呂駅から無料の巡回送迎バスが出ているので、電車で行く場合はそこまで心配しなくて大丈夫です。
ただし、徒歩での移動はどちらもちょっと大変です。
本館は心臓破りのような急な坂道、別館は駅から徒歩15分以上かかる上に駐車場が遠いため、大きな荷物を持っての徒歩移動は避けたほうが無難ですね。
ペットと泊まれる別館の魅力
「うちのワンちゃんと一緒に旅行したい!」という方。ここで結論が出てしまいます。
ペットと泊まれるのは「別館」だけです。
別館には「わんちゃん専用客室」が用意されており、専用のケージ、フードボウル、トイレシートなどのアメニティも完備されています。
下呂温泉で大型ホテルかつペット可の宿はそこまで多くないので、これは愛犬家にとっては最強のメリットですよね。
本館はペット不可ですので、ワンちゃん連れなら迷わず別館を選びましょう。周囲も自然に囲まれているので、お散歩にも最適ですよ。
湯快リゾート下呂の本館と別館どっちが良いか口コミで判断

スペック上の違いはなんとなく分かってきましたが、実際に泊まった人たちはどう感じているのでしょうか?
ここからは、予約サイトやSNSのリアルな口コミ・評判を参考にしながら、具体的なシチュエーション別に「どっちが良いか」を深掘りしていきます。
駐車場や坂道に関する悪い口コミ
良いところばかりではなく、デメリットもしっかり把握しておきたいですよね。
口コミでよく見かける不満点を正直にお伝えします。
ここに注意!リアルな不満点
- 本館の坂道:「景色は最高だけど、コンビニに行くにも急な坂道の上り下りがキツすぎる」という声があります。足腰に不安がある方やベビーカー利用の方は、基本的に館内に籠もるスタイルか、タクシー・送迎バスの利用が必須です。
- 別館の駐車場:「駐車場が建物から遠くて、送迎車での移動が面倒だった」という口コミが散見されます。特に寒い時期や雨の日は、まず玄関で荷物と同乗者を降ろしてから、ドライバーだけが駐車場に向かうのが鉄則ですね。
アルコール飲み放題ラウンジ

本館(Premium)を選んだ人たちが口を揃えて「これ最高!」と言うのが、「プレミアムラウンジ」です。
チェックインしてから夕食までの間や、夕食後のリラックスタイムに、生ビールやサワー、ハイボール、ソフトドリンクなどがなんと飲み放題(無料)なんです。
おつまみやアイスキャンディーも置いてあるので、到着してすぐに絶景を見ながらビールで乾杯!なんていう贅沢な過ごし方ができちゃいます。
高機能なマッサージチェアも無料で使えることが多いですね。
「お酒を飲む人なら、別館との差額なんてすぐに元が取れる」という意見も多いです。
逆に、全くお酒を飲まない方だと「その分安くしてほしいな…」と感じてしまうかも知れませんので、ご自身のスタイルと相談してみてください。
子連れや家族旅行におすすめ
小さなお子様連れのファミリーには、個人的には「本館」をおすすめしたいかなと思います。
理由は、やはり食事のエンターテインメント性です。子供たちは目の前で豪快に焼かれるステーキや、自分で好きなものを選べるデザートコーナーに大興奮間違いなしです。
また、本館にはリニューアルできれいになったキッズスペースも完備されているので、親御さんがチェックイン手続き中や食事の前後にちょっと一息つくのにも便利なんですよね。
和室で広々と川の字で寝られるのも、家族旅行には嬉しいポイントです。
ただ、少し大きなお子様(小学生以上)や学生グループで「卓球やゲームでワイワイ遊びたい!」という場合は、昔ながらの温泉卓球コーナーやマンガコーナーなどが充実している別館の方が盛り上がるケースもあります。
カップルや女子旅におすすめ

カップルや女子旅の場合、何を重視するかで選択肢が分かれます。
「映え」なら本館
「映え」や「ラグジュアリー感」を求めるなら、間違いなく本館です。
おしゃれなラウンジでドリンクを片手に下呂の夜景を眺める…なんてシチュエーションは本館でしか味わえません。選べる色浴衣を着て館内で写真撮影をするのも楽しいですよね。
「お籠り」なら別館
一方で、「二人だけの世界に浸りたい」「彼氏とずっと一緒にいたい」というカップルには、別館の露天風呂付き客室を強く推します。
大浴場だとどうしても男女別々になってしまいますが、お部屋のお風呂なら時間を気にせず、誰にも邪魔されずに楽しめますからね。
結論:湯快リゾート下呂の本館と別館はどっちが良いか
ここまで様々な角度から比較してきましたが、最後に私なりの結論をまとめます。
湯快リゾート(大江戸温泉物語)下呂の、本館と別館どっちが良いかは、あなたの旅のスタイルによって明確に決まります。
あなたが選ぶべきはこっち!
- 【本館(Premium)】がおすすめな人「せっかくの旅行だから贅沢したい!」「お酒も食事も料金を気にせず楽しみたい(オールインクルーシブ)」
「高台からの絶景や夜景に癒やされたい」
- 【別館(Standard)】がおすすめな人「宿泊費を抑えて観光やグルメにお金を使いたい(コスパ重視)」「露天風呂付き客室でプライベートに過ごしたい」
「愛犬と一緒に旅行がしたい」
ちなみに、別館に宿泊しても、専用の巡回バスを使えば本館の大浴場に入りに行くことができるんです(湯めぐりサービス)
「寝るのは安い別館で、お風呂だけ本館の絶景露天風呂をいただく」なんていう、いいとこ取りの裏技も使えますよ。(※食事やラウンジは利用できません)
ぜひ、あなたの目的や同行者に合った方を選んで、日本三名泉・下呂温泉での素敵な時間を過ごしてくださいね。
