こんにちは。どっちなんだい、運営者の「どっちなんだ郎」です。
健康的な食生活やダイエットを意識し始めると、砂糖の代わりにどんな甘味料を使えばいいのか悩みますよね。
特に「ラカンカ(羅漢果)」と「ラカント」、名前も似ているしパッケージも似た雰囲気なので、正直なところラカンカとラカントのどっちが良いのか分からなくなってしまいます。
私も最初はそうでした。「ラカントに危険性はないの?」「エリスリトールには副作用があるって聞いたけど大丈夫?」「心疾患のリスクや発がん性の噂は本当なの?」といった不安なキーワードを目にすると、余計に手が止まってしまうものです。
また、純度100%の製品との違いや、実際の料理での使い勝手も気になるところでしょう。
この記事では、そんな皆様の疑問を解消するために、両者の違いやそれぞれのメリットを徹底的に調べてみました。
- ラカンカとラカントの成分的な違いと本当の安全性について
- エリスリトールに関する健康リスクや副作用の噂の真相
- 料理や飲み物に使った際の味の違いと失敗しない使い分け方
- コストパフォーマンスや目的別に見た最適解の選び方
成分で比較!ラカンカとラカントどっちが良いか

「どっちが良いのか」を決める前に、まずはこの二つが中身としてどう違うのかをはっきりさせておきましょう。
名前は似ていますが、成分を分子レベルで見てみると、実は全く別の性質を持ったものだということが分かります。
ラカンカとラカントの決定的な違い
結論から言うと、「ラカンカ」は植物そのもの(またはその抽出エキス)であり、「ラカント」はエリスリトールを主成分とした加工食品です。
多くの人が「ラカント=羅漢果」だと思っているかもしれませんが、それは半分正解で半分間違いです。
実はラカントの成分の99%以上は「エリスリトール」というトウモロコシなどから作られる糖アルコールなんです。
なぜそんなことをするのかというと、純粋な羅漢果エキスがあまりにも甘すぎるからです。
その甘さは砂糖の約300倍から400倍とも言われ、そのままでは家庭で計量するのが極めて困難です。そこで、甘さが控えめなエリスリトールをベースにして、貴重な羅漢果エキスを「甘味の調整役」としてごく少量配合しているんですね。
ここがポイント
- ラカンカ(純粋):ウリ科の植物から抽出された天然素材。モグロシドという成分が強烈な甘味を持つ。
- ラカント:エリスリトール(99%以上)に羅漢果エキスを混ぜて、砂糖と同じ甘さ(重量比1:1)になるよう科学的に調整した製品。
つまり、ラカントは「羅漢果風味のエリスリトール」と理解するのが、科学的にも一番しっくりくる表現かなと思います。
ラカントの危険性や発がん性の真相

ネットで検索していると「ラカント 危険性」や「発がん性」といった怖い言葉が出てくることがありますよね。
これを見ると不安になるのも無理はありません。
しかし、私が徹底的に調べた限りでは、ラカントやその主成分であるエリスリトールに発がん性があるという科学的な根拠は見つかりませんでした。
おそらく、アスパルテームやサッカリンといった人工甘味料(合成甘味料)に対する一般的な懸念が、同じ「カロリーゼロ甘味料」であるラカントにも飛び火して、混同されているのだと思います。
ラカントに使われているのは植物由来の原料であり、人工甘味料不使用を謳っています。
また、原料のトウモロコシに対する「遺伝子組み換え(GMO)」の心配についても、主要メーカーであるサラヤなどは「遺伝子組み換えでない原料の使用」や厳格な品質管理を明記していますので、過度に心配する必要はないでしょう。
エリスリトールの副作用と安全性
では、主成分である「エリスリトール」には全く副作用がないのでしょうか。
ここで気になるのが、お腹が緩くなるという話と、最近ニュースになった心疾患リスクの話です。
お腹への影響について
まず、糖アルコール全般(キシリトールなど)にある「お腹が緩くなる(下痢っぽくなる)」性質ですが、エリスリトールはこの中で例外的な存在です。
分子が小さいため、その90%以上が小腸で速やかに吸収され、尿として排出されるようです。
大腸まで届く量が少ないため、他の糖アルコールに比べてお腹が緩くなるリスクは格段に低いとされています。
心血管疾患リスクの報道について
2023年から2024年にかけて、「血中のエリスリトール濃度が高いと心臓発作や脳卒中のリスクと関連がある」という研究論文が発表され、大きな波紋を呼びました。
しかし、これはあくまで「相関関係」を示したものであり、エリスリトールを食べたから病気になったという「因果関係」が確定したわけではありません。
心疾患リスクの報道について
現時点では、FDA(米国食品医薬品局)やEFSA(欧州食品安全機関)、そして日本の食品安全委員会などの公的機関は、この報道を受けて直ちにエリスリトールの安全評価(ADIを特定しない、極めて安全な物質という評価)を変更してはいません。
しかし、「絶対に安全」と言い切れる食品はこの世に存在しません。
心配な方は過剰摂取を避けるか、エリスリトールを含まない「純粋な羅漢果」を選ぶのが、精神衛生上も無難かもしれません。
純度100%羅漢果エキスの特徴

一方で、エリスリトールなどの混ぜ物を一切していない「純度100%の羅漢果エキス(パウダー)」はどうでしょうか。
こちらはまさに天然の甘味料そのものです。最大の特徴は、成分である「モグロシドV」による砂糖の約300倍という強烈な甘さです。
ほんの少し、耳かき一杯程度入れるだけで十分な甘さがつきます。
また、独特の「コク」や、少し漢方のような風味(薬膳臭)があるのも特徴です。
グレードの低い羅漢果エキスだとこのクセが強い場合がありますが、高純度のものは比較的クリアな甘味です。
この風味が「黒糖みたいで美味しい」と感じるか、「薬っぽくて苦手」と感じるかで、好みが分かれるポイントですね。
糖尿病管理に適しているのはどっち
血糖値が気になる方や糖尿病の管理をされている方にとっては、ここが一番重要ですよね。
結論としては、「ラカンカ」も「ラカント」も、どちらも血糖値をほとんど上げないため、糖尿病管理には適してると言われています。
羅漢果の甘味成分「モグロシド」も、エリスリトールも、体内でエネルギーとして代謝されずに排出されるため、インスリンの分泌を刺激ないようです。これが「カロリーゼロ・糖質ゼロ(として扱われる)」理由です。
ただ、毎日のお料理での使いやすさを考えると、砂糖と同じ分量で計量できる「ラカント」の方が、計算の手間が省けてストレスなく続けられるかなと思います。純粋な羅漢果は計量がシビアなので、うっかり入れすぎて激甘になってしまうリスクがあるんです。
目的別判定!ラカンカとラカントどっちが良いか

成分の違いが分かったところで、次は「実際に使うならどっちが良いの?」という疑問にお答えします。料理、お菓子作り、コストなど、目的別に見ていきましょう。
料理での使いやすさと味の違い
普段の食事作りにおいて、「ラカントS」の使い勝手は圧倒的です。
特に煮物や照り焼き、豚の角煮といった和食には、ラカントSの顆粒タイプが最高に合います。
羅漢果エキス由来の黒糖のようなコクと、焙煎された香ばしさが、醤油や味噌との相性が抜群なんですよね。
みりんや砂糖の代わりとして使うことで、糖質を抑えながらも深い味わいを出すことができます。
また、加熱しても甘さが減らない(熱に強い)のも大きなメリットです。
煮込み料理にも安心して使えます。一方で、純粋な羅漢果パウダーは、味の微調整には便利ですが、メインの甘味料として使うには計量の慣れが必要です。
ラカントSとホワイトの使い分け

ラカントには茶色のパッケージの「S(顆粒)」と、白色のデザインの「ホワイト」があります。
「どっちが良いの?」と迷ったら、作りたい料理の色と風味で決めましょう。
| 製品名 | 見た目・風味 | おすすめの用途 | 不向きな用途 |
|---|---|---|---|
| ラカントS | 茶色黒糖のようなコクと香ばしさ | 煮物、照り焼き、豚の角煮、クッキー、コーヒー | スポンジケーキ(色が茶色くなる)、杏仁豆腐 |
| ラカントホワイト | 白色グラニュー糖のようにすっきり | 紅茶、レモネード、ショートケーキ、ジャム、ピクルス | コクを出したい濃厚な煮物 |
色を白く綺麗に見せたいスポンジケーキやメレンゲ、あるいはハーブティーのように素材の繊細な香りを大切にしたい飲み物には、雑味のない「ホワイト」が断然おすすめです。
逆に、煮物などで「なんか味が薄っぺらいな」と感じる時は、ラカントSのコクが助けてくれますよ。
コスパと価格で選ぶならどっち
正直なところ、ここが一番の悩みどころですよね。
ラカントは砂糖に比べるとかなりお高いです。
もし、コストパフォーマンスを最優先するなら、「純粋羅漢果パウダー」と「安価なエリスリトール」を自分で買って混ぜるのが最強です。
いわゆる「自家製ラカント」ですね。
コストの考え方(砂糖換算)
純粋羅漢果パウダーは、20g入りの小袋でも数千円するため一見高く見えます。
しかし、甘さが砂糖の300倍あるため、20gで砂糖6kg分の甘さがあります。
これを計算すると、実はラカント製品を買い続けるよりも、純粋パウダーを使いこなす(または自分でエリスリトールと混ぜる)方が、圧倒的に経済的です。
手間を惜しまないなら「自作」、計量の手間をお金で解決するなら「ラカント(または類似のブレンド商品)」という選び方が、賢い消費者の選択かなと思います。
糖質制限中の失敗しない活用法

糖質制限スイーツを作っていて、「ケーキが膨らまない」「冷えたらジャリジャリする」といった失敗をしたことはありませんか?
これはラカント(エリスリトール)の物理的な特性によるものです。
エリスリトールは水に溶けにくく、一度溶けても温度が下がるとすぐに結晶に戻る性質があります。
また、砂糖のような「保水性」がないため、生地がパサつきやすいのです。
失敗しないためのコツ
- ジャリジャリ対策:冷たいお菓子(チーズケーキやゼリー)や糖度の高いジャムには、液状の「ラカントシロップ」を使うか、砂糖の一部だけを置き換えることで結晶化を防げます。
- パサつき対策:生地にしっとり感を出すために、アーモンドプードルやおからパウダー、マヨネーズ(油分)、ヨーグルトを足して補います。
- カラメル化不可:ラカントは加熱しても焦げてカラメルになりません。プリンのカラメルソースは作れないので注意してください。
結論:ラカンカとラカントどっちが良いか
長々と比較してきましたが、最終的に「ラカンカとラカント どっちが良い」のか、私なりの結論をまとめます。
- 料理初心者・失敗したくない人:迷わず「ラカントS」を選びましょう。砂糖と同じ重量で使える利便性は、調理の失敗を防ぐ最大の防御壁です。
- 健康オタク・添加物が嫌な人:混ぜ物のない「純粋羅漢果エキス(100%)」がおすすめ。遺伝子組み換えや糖アルコールの影響を気にせず、天然のパワーをそのまま取り入れられます。
- コスパ重視の賢い人:純粋羅漢果とエリスリトールを別々に買って、自分でブレンドする裏技に挑戦してみてください。初期投資はかかりますが、ランニングコストは劇的に下がります。
ラカンカとラカントは、対立するものではなく「素材」と「便利な加工品」の関係です。
ご自身のライフスタイルやこだわりポイントに合わせて、最適な「甘い生活」を選んでみてくださいね。
あくまで参考情報として、最終的な判断はご自身の体調や医師のアドバイスに従ってください。
