こんにちは。どっちなんだい運営者の「どっちなんだ郎」です。
テレビCMでよく見かける、あの「シューッ」と長く出る新しいファブリーズ、すごく気になりますよね。
「これなら布団を一気に消臭できそう!」と期待が膨らむ一方で、ドラッグストアの棚の前で値段を見て「あれ、普通のやつよりだいぶ高くない?」と手を止めてしまった経験、ありませんか。
実際にファブリーズ速乾ジェットはどっちが良いのか、従来品と比べて何が決定的に違うのか迷っている方は非常に多いはずです。
ネットで使ってみた感想や口コミを詳しく調べると、「確かに乾くのは早い」という声がある一方で、「アルコール臭い気がする」という意見や、部屋の空間への使用に関する疑問も見かけます。
毎日使う消耗品だからこそ、詰め替えの価格や長期的なコスパもしっかりチェックして、後悔のない選択をしたいところです。
- ファブリーズ速乾ジェットと従来のW除菌における決定的な違い
- 実際に使用したユーザーの口コミから見えるメリットとデメリット
- コストパフォーマンスや詰め替え価格に基づく賢い選び方
- あなたのライフスタイルにはどちらのタイプが最適かの最終結論
ファブリーズ速乾ジェットはどっちが良い?口コミ比較

まずは、実際に使ってみた人たちのリアルな声や、製品としての実力を深掘りしていきましょう。
「速乾」という名前の通り、本当にすぐ乾くのか、それとも普通のファブリーズと大差ないのか。
ここが一番気になるところですよね。
速乾ジェットを使ってみた感想と実力
私自身も一人暮らしで色々な消臭スプレーを試してきましたが、この「速乾ジェット」を使って最初に感じた最大の特徴は、スプレーした直後の「濡れ感」が圧倒的に少ないという点に尽きます。
従来のファブリーズだと、出かける直前にコートに吹きかけたり、寝る前に枕にシュッシュッとしたりした後、どうしても少し湿っていて「すぐには着られないな」「冷たくて嫌だな」と感じることがありますよね。
特に冬場や梅雨の時期は、その湿り気がなかなか引かずにイライラすることもありました。
しかし、速乾ジェットはミストが非常に細かいため、布製品の表面にベチャッと水滴が残りにくいんです。
ユーザーの口コミを見ても、「ミストが霧のように均一に広がる」「かけた直後でもベタつきを感じない」といった、使用感の快適さを評価する声が多く見られます。
これは単なる「乾燥速度」の数値以上の、体感的なメリットと言えるでしょう。
ここがポイント
スプレー直後の「湿り気」が苦手な人や、スプレーしてすぐにソファに座りたい、布団に入りたいという人にとって、この速乾性は生活の質を上げる大きなメリットになります。
アルコール臭いという口コミの真相

ネット上の評判をリサーチしていると、「アルコール臭い」という口コミをちらほら見かけます。
これ、実は購入を迷っている人にとって一番の懸念材料ではないでしょうか。
実際のところ、速乾ジェットシリーズには通常の香りのラインナップに加え、「無香料 アルコール成分入り」という特定の製品が存在します。
特にこの無香料タイプを選んだ場合、香料でマスキングされない分、スプレー直後にアルコール特有のツンとしたニオイを強く感じることがあるようです。
ただし、これは製品の欠陥ではなく、あくまで仕様によるものです。
アルコールは揮発性が高いため、布にスプレーして数分もすればニオイは消えていきます。
「臭いがずっと残る」というよりは、スプレーした瞬間のインパクトが強い、と捉えておくと良いでしょう。
注意点
アルコールのニオイに敏感な方や、小さなお子様がいるご家庭では、使用中に換気を十分に行うか、最初から香りがついているタイプ(「あらいたてのお洗濯の香り」など)を選ぶのが無難かもしれません。
空間噴射は可能?使用シーンの注意点
「これ、部屋の空気がこもっている時に、空間に撒いてもいいの?」という疑問、よくありますよね。
ここで注意が必要なのが、製品ごとの推奨用途の厳密な違いです。
基本的に、多くの布用消臭スプレーは「布製品専用」として設計されていますが、「ファブリーズ 速乾ジェット 無香料 アルコール成分入り」だけは少し特殊な立ち位置にあります。
この製品は、布製品だけでなく、テーブルやドアノブ、手すりといった「硬い表面」の除菌にも使用可能とメーカーが謳っています。
しかし、ここで言う「空間」とは、あくまで「部屋の中にあるあらゆる場所(表面)」という意味合いが強く、何もない空中に向かってシューシューと噴射する「空間用エアゾール(消臭スプレー)」とは少しニュアンスが異なります。
床に液が落ちると滑りやすくなるリスクもあるため、空中散布は避けたほうが賢明です。
使用不可の素材に注意
アルコールを含んでいるため、ワックスがけされた床や、ペンキ塗りの家具、アクリル製やスチロール製のプラスチック製品などには使用できません。
変色やシミ、ひび割れの原因になるので、使う場所の素材はしっかり確認しましょう。
無香料のアルコール成分入り独自の特徴

先ほども少し触れましたが、「無香料 アルコール成分入り」は、シリーズの中でもかなりユニークで便利な存在です。
この一本があれば、帰宅後のコートや頻繁に洗えないソファの消臭はもちろん、食卓テーブルやドアノブの拭き掃除(除菌)までカバーできるという、いわば「ハイブリッド型」の製品と言えます。
別々に除菌スプレーを用意する必要がなくなるのは大きな魅力です。
特に一人暮らしで「部屋にモノを増やしたくない」「消臭も除菌もこれ一本でシンプルに済ませたい」というミニマリスト思考の方には、非常に合理的な選択肢になるはずです。
ただし、前述の通り使える素材に制限がある点は必ず覚えておいてくださいね。
乾かない悩みを解決する超微細ミスト
そもそも、なぜ速乾ジェットはこれほど速く乾くのでしょうか。その秘密は、化学成分だけでなく「物理的なアプローチ」にあります。
メーカーの発表によると、速乾ジェットのミスト粒子は従来品の約半分という小ささだそうです。
水滴が小さければ小さいほど、空気に触れる表面積が大きくなり、蒸発するスピードが格段に上がります。つまり、強力な薬品で無理やり乾かしているわけではなく、「霧を極限まで細かくする」というノズル技術の進化で速乾を実現しているわけですね。
(出典:P&Gジャパン合同会社 プレスリリース)
豆知識:連射モードが便利
速乾ジェットのトリガーは、一度引くと「シューッ」と長く出る「連射モード」に対応しています。
広いダブルベッドのマットレスや、リビングの大きなカーテンを一気にケアしたい時、何度も指を動かさなくて済むので、手が疲れにくいのも地味に嬉しいポイントです。
ファブリーズ速乾ジェットとW除菌どっちが良いか結論

さて、ここからが本題です。機能面での違いは分かりましたが、結局のところ、従来の「W除菌」と比べてどっちが良いのでしょうか。
ここでは、生活にかかるコストや具体的な性能差から、白黒はっきりつけていきたいと思います。
詰め替え価格から見るコスパの違い
正直に言います。
コストパフォーマンスを最優先するなら、間違いなく従来の「W除菌」シリーズに軍配が上がります。
両者の詰め替え用価格を比較してみると、その差は歴然です。容量や販売店にもよりますが、1mLあたりの単価で計算すると、速乾ジェットは従来品の約1.7倍〜2倍近い価格設定になっていることが多いです。
これは決して小さな差ではありません。
| 比較項目 | 従来のW除菌 | 速乾ジェット |
|---|---|---|
| 1mLあたりの単価 | 安い(約1.0〜1.2円) | 高い(約1.5〜2.0円) |
| 消耗の体感 | 普通(自分で調整しやすい) | 早い(連射で出すぎる傾向) |
| 経済性 | ◎(毎日ガシガシ使える) | △(ここぞという時に) |
さらに、速乾ジェットは「連射モード」が気持ちよくて、ついつい出しすぎてしまう傾向があります。
口コミでも「減りが早すぎる」「すぐになくなる」という嘆きの声が少なくありません。
維持費を抑えたい方にとっては、この「消耗の早さ」と「単価の高さ」のダブルパンチは無視できないデメリットになります。
W除菌アルコール成分+との乾燥比較

「W除菌」シリーズの中にも、「アルコール成分+(プラス)」という製品があるのをご存知でしょうか。
実はこれも乾燥を助ける効果があるのですが、アプローチが全く異なります。
- 速乾ジェット:ミストを物理的に細かくして乾きやすくする(機械的乾燥)
- W除菌 アルコール+:高濃度アルコールの揮発性を利用して乾きを助ける(化学的乾燥)
もし、「そこそこの速乾性でいいから、コストは抑えたい」という場合は、中間の選択肢として「W除菌 アルコール成分+」を選ぶのが賢いバランスの取り方かもしれません。
速乾ジェットほどの劇的なサラサラ感はないものの、標準タイプよりは乾きが早く、価格も手頃です。
従来品との決定的な違いと選び方
ここまでの情報を整理すると、選び方は非常にシンプルになります。
時間を買うなら速乾ジェット
「時間と快適さをお金で買う」のが速乾ジェットです。
例えば、急な来客の直前にソファを消臭したい、寝る直前に布団を除菌し忘れていたことに気づいた、といったシーンでは、スプレーしてすぐに乾く速乾ジェットが最強のパートナーになります。
この「待ち時間の短縮」に価値を感じるなら、価格差を払う価値は十分あります。
コスト重視ならW除菌
「日常的なコストと定番の安心感」ならW除菌です。
週末にまとめてケアする場合や、洗濯後の濡れた衣類にスプレーする場合など、乾燥時間を十分に待てるのであれば、あえて高い速乾ジェットを使う必要はありません。
浮いたお金で、詰め替え用をもう一つ買った方が経済的です。
消臭力と臭いへの効果を徹底分析

肝心の消臭力に関してはどうでしょうか。口コミや製品情報を分析する限り、どちらもファブリーズブランドとしての高い消臭能力を持っています。
ただ、速乾ジェットはその微細なミストのおかげで、繊維の奥まで成分が行き渡りやすいという側面があるようです。
ユーザーレビューでも「染み付いたペットのニオイが消えた」「焼肉の後の料理臭に効いた」と、消臭効果自体には満足している声が多いですね。
一方で、香りの好みは分かれます。
特に速乾ジェットの「ふんわりおひさまの香り」などは、人によって「良い香り」と感じるか「芳香剤っぽい」と感じるか評価が二分することもあるため、最初は小さいサイズの本体で香りを試してみることを強くおすすめします。
ファブリーズ速乾ジェットはどっちが良いか最終判断
最後に、私が考える「どっちが良いか」の結論をお伝えします。
こんな人には「速乾ジェット」がおすすめ!
- スプレー後の濡れた感じがどうしても嫌いな人
- ソファやマットレスをスプレー後すぐに使いたい人
- 多少コストがかかっても、時短と快適性を重視したい人
こんな人には「従来のW除菌」がおすすめ!
- とにかくコスパ重視で、毎日気兼ねなく使いたい人
- スプレーしてから乾くまで待つのが苦ではない人
- 長年使い慣れた使用感や香りを求めている人
ファブリーズ速乾ジェットと従来品、どっちが良いかはあなたの「生活のリズム」と「お財布事情」によります。
私の場合は、普段使いにはコスパの良い「W除菌」を使いつつ、急な来客や寝具用に「速乾ジェット」を一本常備しておく、という使い分けをしています。
どちらも優秀な製品であることは間違いないので、ぜひあなたのライフスタイルに合った一本を選んでみてくださいね。
