iCloudとGoogleフォトどっちが良い？iPhone最適解はどっちだ！？

こんにちは。どっちなんだい 運営者の「どっちなんだ郎」です。

iPhoneを使っていると必ずと言っていいほど直面する、ストレージ不足という悩み。

画面に表示される警告を見て、iCloudとGoogleフォトのどっちが良いのか、真剣に検討し始めた方も多いのではないでしょうか。

大切な写真のバックアップや容量の問題、毎月かかる料金のこと、そして将来的にAndroidへ機種変更する可能性や、データの移行に関する不安など、考えるべきことは山積みですよね。

また、それぞれのデメリットや、いっそのこと併用するという選択肢についても気になるところかと思います。

この記事では、そんな迷えるiPhoneユーザーのために、両サービスの違いを分かりやすく整理して解説します。

• iCloudとGoogleフォトの決定的な違いと料金プランの比較

• 自分の利用環境に合った最適なサービスの選び方

• 両方のメリットを活かすための賢い併用テクニック

• 写真管理と端末バックアップを両立させる具体的な解決策

iCloudとGoogleフォトはどっちが良いか徹底比較

まず結論からお話しすると、この2つのサービスは「似て非なるもの」なんです。

単なる写真の保存場所として比較されがちですが、実はその設計思想や得意分野が全く異なります。

ここでは、料金や容量といった基本的なスペックから、実際の使い勝手に直結する機能面まで、徹底的に比較していきますね。

iCloudとGoogleフォトの料金と容量の違い

私たちがサービスを選ぶ上で、まず気になるのが「料金」と「使える容量」ですよね。2025年現在の状況を見てみましょう。

まずiCloudですが、Apple IDを持っている全てのユーザーに5GBの無料ストレージが提供されています。

これを超えると「iCloud+」という有料プランに移行する必要があり、50GB、200GB、2TBといったプランが用意されています。

iCloud+に加入すると、メールアドレスを隠す機能などのプライバシー機能も追加されるのが特徴ですね。

一方のGoogleフォトは、Googleアカウント（Gmail）を作成すれば15GBの無料ストレージがついてきます。

こちらは容量が足りなくなった場合、「Google One」という有料プランで100GB、200GB、2TBなどに拡張することになります。

※料金やプラン内容は変更される可能性があるため、正確な情報は各社公式サイトをご確認ください。

無料の容量5GBと15GBの実用性を比較

数字だけ見ると「Googleの15GBの方が3倍もお得じゃん！」と思いますよね。私も最初はそう思いました。

でも、ここには少し落とし穴があるんです。

iCloudの5GBは、正直に言って「iPhoneを普通に使っているだけ」ですぐに枯渇します。

なぜなら、ここには写真だけでなく、iPhoneの設定やアプリのデータなど「デバイス全体のバックアップ」も含まれるからです。

最近のiPhoneは写真も動画も高画質ですから、5GBなんて一瞬ですよね。Appleとしては、「快適に使いたければ有料プランに入ってね」というスタンスなのだと思います。

対してGoogleの15GBは確かに魅力的ですが、この容量は「Gmail」や「Googleドライブ」と共有されます。

もしあなたが長年Gmailを使っていて、添付ファイルなどが溜まっている場合、写真用に使える容量はもっと少ないかもしれません。

iPhoneのバックアップに必要な機能の比較

ここが今回の比較で最も重要なポイントかもしれません。「バックアップ」の意味合いが両者で全く異なるのです。

iCloudの最大の強みは、「iPhoneの中身を丸ごと保存できる」ことです。

新しいiPhoneを買った時、iCloudバックアップから復元すれば、ホーム画面のアイコン配置からWi-Fiの設定、ログイン情報まで、ほぼ元通りになりますよね。

これはGoogleフォトには絶対にできない芸当です。

一方、Googleフォトができるバックアップは、あくまで「写真と動画のみ」です。iPhoneの設定やアプリのデータは保存されません。

つまり、Googleフォトは「メディアの倉庫」であり、iCloudは「iPhoneのクローン保管庫」という違いがあるんですね。

Apple製品かWindows併用かの判断基準

普段どのデバイスを使っているかも、選択の大きな分かれ目になります。

もしあなたが、iPhone、iPad、MacBookを使っている「Apple信者」なら、迷わずiCloud一択でしょう。

iPhoneで撮った写真が数秒後にはMacの大画面で編集でき、iPadで閲覧できる。

このシームレスな連携体験こそがAppleエコシステムの真骨頂であり、お金を払う価値があります。

逆に、「スマホはiPhoneだけど、パソコンはWindows」という方は多いはずです。

私もそうです。この場合、iCloud写真は少し扱いづらいことがあります（Windows版iCloudもありますが、Webブラウザ経由のGoogleフォトの方が軽快なことが多いです）

Googleフォトなら、OSの壁を越えて、どの端末からでも同じように写真にアクセスできるため、WindowsユーザーにとってはGoogleフォトの方が利便性が高いと言えるでしょう。

写真管理とデバイス保護の目的別の正解

ここまでを整理すると、目的によって選ぶべきサービスが見えてきます。

「万が一iPhoneを紛失しても、完全に元の状態に戻したい」という【デバイス保護】を最優先するなら、iCloud（有料プラン）が必要です。

これは保険のようなものですね。

一方で、「過去10年分の写真をいつでも検索して見返したい」「Androidのタブレットでも写真を見たい」という【写真管理・閲覧】を最優先するなら、Googleフォトが圧倒的に優秀です。

Googleの強力なAI検索機能を使えば、「猫」や「ラーメン」といったキーワードで過去の写真を一発で探し出せますからね。

iCloudとGoogleフォトならどっちが良いか結論

さて、いよいよ核心に迫ります。「結局どっちが良いの？」という問いに対し、私なりの結論と、多くのユーザーにとっての「最適解」を提案します。

iCloudとGoogleフォトそれぞれのデメリット

良い面ばかりではありません。選ぶ前に知っておくべきデメリットも確認しておきましょう。

iCloudからGoogleフォトへの移行の難易度

「今はiCloudを使っているけど、Googleフォトに乗り換えたい」と考える方もいるでしょう。

ここで注意が必要なのが、データの移行作業です。

実は、iCloudからGoogleフォトへ写真を「全自動でサクッと」移すのは意外と大変なんです。

Appleにはデータとプライバシーのページから転送をリクエストする機能もありますが、時間がかかったり、一部のデータ形式がうまく引き継げなかったりすることもあります。

基本的には、一度PCに写真をダウンロードして、それをGoogleフォトにアップロードし直すという手動作業が必要になるケースが多いです。

写真が数千枚、数万枚あると、これはかなりの重労働になります。この「移行の面倒くささ」も、Appleがユーザーを離さない戦略の一つなのかもしれませんね。

iCloudとGoogleフォトを併用する最強戦略

そこで私が強くおすすめしたいのが、「どっちか選ぶ」のではなく「併用する」という戦略です。

これが実は、iPhoneユーザーにとって最も賢く、リスクの少ない方法なんです。

「併用なんて面倒くさそう…」と思いましたか？ いえいえ、役割をはっきり分ければ、むしろ管理はシンプルになりますよ。

役割分担で実現する賢いストレージ管理

具体的な併用のイメージはこうです。

1. iCloudは「バックアップ専用」にする:iPhoneの設定で「iCloudバックアップ」はONにしますが、「iCloud写真」はOFFにします（または最適化を利用）。こうすることで、最も容量を食う写真をiCloudから除外し、5GB（または最低限の有料プラン50GB）でiPhoneの設定や重要データを守ります。
2. 写真はGoogleフォトに任せる:写真や動画はGoogleフォトアプリを使ってバックアップします。こちらは無料の15GBをフル活用できますし、足りなければGoogle Oneの100GBプランなどを検討します。

この「システムはiCloud、メディアはGoogle」というハイブリッド方式なら、デバイスの安全性と写真管理の利便性を両立できるんです。

ユーザーの利用状況別に推奨する選択肢

最後に、タイプ別の推奨パターンをまとめますね。

iCloudとGoogleフォトはどっちが良いかの答え

「iCloudとGoogleフォト どっちが良い？」という問いへの答えは、「iPhoneのシステムを守るならiCloud、思い出の写真活用ならGoogleフォト。そして、両方使うのが最強の選択」ということになります。

一つのサービスに全てを委ねる必要はありません。それぞれの得意分野を理解して、ご自身のライフスタイルに合わせた「いいとこ取り」をしてみてくださいね。

この記事が、あなたのスマホライフを少しでも快適にするヒントになれば嬉しいです。